毎月のスマホ代が高いと感じて、格安SIMへの乗り換えを検討している人は多いはずです。 ただ、格安SIMは会社の数が多く、料金プランも複雑で、結局どこを選べばいいのか迷って しまう人も少なくありません。
この記事では、目的別に格安SIM7社を比較したうえで、「となりのインフラ」に実際に 投稿されているスマホ代の構成例もあわせて紹介します。同じような暮らし方をしている 人が実際にどのプランを選んでいるかを知ることで、自分に合った1社を見つけやすくなる はずです。
格安SIMを選ぶ前に決めておきたい3つの軸
格安SIMは会社ごとに強みが違うため、先に「自分が何を優先したいか」を決めておくと 選びやすくなります。特に重要なのは、月に使うデータ容量、電話をどれくらいかけるか、 そして通信の安定感をどこまで求めるかの3つです。
月に使うデータ容量を把握する
スマホの「設定」アプリからでも直近1〜2か月の使用量は確認できます。動画をよく見る人は 20GB以上、LINEやSNS中心の人は3〜10GB程度で足りることが多く、ここを把握しておくだけで 比較すべきプランの候補がかなり絞り込めます。
通話の頻度とかけ放題の要否を確認する
LINE通話中心であれば無料通話オプションは不要ですが、電話番号での発信が多い人は 5分かけ放題や10分かけ放題が付いたプランを選ぶと安心です。かけ放題なしのプランで 長電話をすると、通話料だけで月額料金を上回ることもあります。
回線の種類と通信の安定感を確認する
格安SIMには、ドコモ・au・ソフトバンクの回線をそのまま使うタイプと、楽天モバイルの ように自社回線を使うタイプがあります。回線を借りているタイプは、契約者数の多い 時間帯(お昼休みや通勤時間帯)に速度が落ちやすい傾向があるため、在宅ワークで 安定した通信が必要な人は速度重視の会社を選んだほうが失敗しにくくなります。
- 月に使うデータ容量(直近1〜2か月の実績を確認)
- 通話の頻度とかけ放題オプションの要否
- 回線の種類(借りているMVNOか、大手キャリア直系か)
【目的別】格安SIMおすすめ7選
ここからは目的別に7社を紹介します。それぞれ「となりのインフラ」に投稿された実際の 利用例もあわせて掲載しているので、料金の相場感をつかむ参考にしてください。
とにかく安さを重視するなら「日本通信SIM」
日本通信SIMは、20GBで月額1,390円というシンプルで分かりやすい料金体系が特徴です。 5分かけ放題または月70分の無料通話が含まれており、シンプルな1GBプラン(290円〜)も 用意されているため、使う分だけ払いたい人にも向いています。
「となりのインフラ」では、京都府京都市中京区に住む単身・フル在宅ワーカーの方が 日本通信SIM(合理的みんなのプラン・月額1,390円)を実際に使っています。 この投稿を見る →
サブ回線・2台目に使うなら「povo2.0」
povo2.0は基本料が0円で、必要なときだけデータ容量をトッピングとして購入する仕組みの au回線サービスです。3GBが990円、30GBが2,780円といったトッピングを都度購入できるため、 メイン回線とは別に2台目・サブ回線として持ちたい人に向いています。
福岡県福岡市博多区の単身・出社中心の方は、povo2.0のトッピング都度課金を組み合わせて 月額990円に抑えています。 この投稿を見る →
大手キャリアの品質を格安で使うなら「ahamo」
ahamoはドコモが提供するオンライン専用ブランドです。30GBに5分かけ放題が含まれて 月額2,970円で、大盛りオプション(+1,980円)を付ければ110GBまで拡張できます。 ドコモ回線をそのまま使えるため、速度の安定感と料金のバランスを両立したい人に 向いています。
大阪府大阪市城東区の単身・フル在宅ワーカーの方は、ahamoの20GBプランを月額2,970円で 利用しています。 この投稿を見る →
通信の安定感を重視するなら「UQモバイル」
UQモバイルはau回線を使うサービスで、お昼休みや通勤時間帯でも比較的速度が落ちにくいと 評価されています。店舗でのサポートを受けられる点も、格安SIMに不慣れな人には 安心材料になります。
埼玉県さいたま市浦和区の2人暮らしの方は、UQモバイルのコミコミプランを2回線契約し、 月額3,960円でまとめています。 この投稿を見る →
データ容量を気にせず使いたいなら「楽天モバイル」
楽天モバイルは自社回線を使い、データ使用量に応じて料金が段階的に変わる仕組みです。 使った分だけ3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円、それ以上使っても上限3,278円で 無制限になるため、月によって使用量にばらつきがある人に向いています。
東京都世田谷区の2人暮らし・共働きの方は、楽天モバイルを2回線契約し、家族割を活用して 月額4,180円で運用しています。 この投稿を見る →
家族でまとめて割引を受けたいなら「irumo(ドコモ)」
大手キャリア本体にも、格安SIM並みの料金で使える小容量プランが用意されています。 ドコモのirumoはその代表例で、家族割引を組み合わせるとさらに割安になります。 キャリアメールやドコモショップでのサポートをそのまま使いたい家族には選びやすい 選択肢です。
神奈川県横浜市の4人ファミリーの方は、irumoと家族割引を組み合わせて月額8,900円で まとめています。 この投稿を見る →
LINEをよく使うひとり暮らしなら「LINEMO」
LINEMOはソフトバンク回線を使うオンライン専用ブランドで、3GBまでのミニプランは 月額990円からと小容量プランの中でも安めの部類です。LINEのギガ消費がカウント フリーになる特典もあり、LINE中心の使い方をする人と相性が良いプランです。
自分のスマホ代は高いのか安いのか、まず診断してみませんか?
固定費削減シミュレーターを使う →格安SIM7社の料金早見表
ここまで紹介した7社の料金目安を一覧にまとめました。実際の料金は今後変更される 可能性があるため、契約前に必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。
| 会社名 | 月額目安 | 回線 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 日本通信SIM | 1,390円〜(20GB) | ドコモ | とにかく安さ重視 |
| povo2.0 | 0円+トッピング | au | サブ回線・2台目 |
| ahamo | 2,970円(30GB) | ドコモ | 品質と料金のバランス |
| UQモバイル | 3,000円台〜 | au | 速度の安定感重視 |
| 楽天モバイル | 1,078〜3,278円(段階制) | 楽天 | データ無制限で使いたい |
| irumo(ドコモ) | プランによる | ドコモ | 家族でまとめたい |
| LINEMO | 990円〜(3GB) | ソフトバンク | LINE中心のひとり暮らし |
「となりのインフラ」に投稿された実際のスマホ代を見てみる
料金表やスペック比較だけでは、自分の暮らし方に合うかどうかまでは分かりません。 「となりのインフラ」では、地域・世帯人数・間取り・在宅ワークの頻度が近い人が 実際にどのスマホプランを選んでいるかを、電気・ガス・ネット・水・サブスクと あわせた固定費全体の中で見ることができます。
- 同じ地域・同じ間取りの人はスマホ代含めた固定費合計がいくらか分かる
- プラン名だけでなく、その人の在宅時間帯や生活リズムのコメントも読める
- 気になる構成はそのままリンクから公式サイトへ進める
ひとり暮らしなのか、同棲やファミリーなのかによって選ぶべきプランの傾向も 変わってきます。まずは自分に近い条件の投稿をのぞいてみるのがおすすめです。
同じ条件の人がどんなスマホプランを選んでいるか見てみる
みんなの投稿一覧を見る →格安SIM(MVNO)と大手キャリア(MNO)の違い
格安SIMの多くは、自社で通信回線を持たず、ドコモ・au・ソフトバンクといった 大手キャリアから回線を借りて通信サービスを提供しています。これをMVNO (仮想移動体通信事業者)と呼びます。一方、回線そのものを持つドコモ・au・ ソフトバンク・楽天モバイルはMNOと呼ばれます。
MVNOは店舗や広告にかける費用を抑えられる分、月額料金を安くできるのが強みです。 ただし回線を借りている立場のため、利用者が集中する時間帯は速度が低下しやすい という弱点もあります。近年はahamo・povo・LINEMOのように、MNOがオンライン専用の 格安ブランドを出すケースも増えており、MVNOとMNOの料金差は以前より縮まっています。
格安SIMに乗り換える際に失敗しないための注意点
格安SIMへの乗り換えは、事前にいくつかのポイントを押さえておくだけで失敗を 大きく減らせます。特に次の3点は乗り換え前に必ず確認しておきましょう。
- キャリアメールが使えなくなる場合があるか
- MNP予約番号の有効期限が切れていないか
- 今使っている端末が乗り換え先の回線に対応しているか
キャリアメールが使えなくなる場合がある
「@docomo.ne.jp」のようなキャリアメールは、格安SIMに乗り換えると使えなくなる ことがあります。仕事や各種サービスの登録にキャリアメールを使っている場合は、 事前にGmailなど別のメールアドレスへ切り替えておくと安心です。
MNP予約番号の有効期限に注意する
番号をそのまま引き継ぐMNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用する場合、 発行された予約番号には有効期限があります。期限切れが近いと新しい契約が できないことがあるため、番号を取得したら早めに手続きを済ませましょう。
端末が対応しているか事前に確認する
今使っているスマホをそのまま使う場合は、乗り換え先の回線(ドコモ・au・ ソフトバンクのいずれか)に対応しているかを必ず確認してください。対応していない 場合は、SIMフリー端末への買い替えが必要になります。
格安SIMに関するよくある質問
格安SIMに乗り換えるとどれくらい安くなりますか
使っているデータ容量や現在のプランによって差はありますが、大手キャリアの 従来プランから格安SIMに乗り換えることで、月々数千円安くなるケースは珍しく ありません。「となりのインフラ」に投稿されている実際の構成を見ると、 ひとり暮らしでスマホ代を1,000〜3,000円程度に抑えている例が多く見られます。
格安SIMは速度が遅いのでしょうか
会社やプランによって差があります。回線を借りているMVNOはお昼休みなどに 速度が落ちやすい傾向がありますが、ahamo・povo・LINEMO・UQモバイルのように 大手キャリアの回線をそのまま使うオンライン専用ブランドは、比較的速度が 安定しやすいといわれています。
格安SIMはいつ乗り換えても問題ありませんか
多くの格安SIMは契約期間の縛りや解約金がないため、いつ乗り換えても 大きな問題はありません。ただし端末代金を分割払い中の場合は、端末の 残債と回線契約が別扱いになっていることが多いため、事前に確認しておくと 安心です。
まとめ
格安SIMは、安さを最優先するなら日本通信SIMやpovo2.0、品質とのバランスを 取りたいならahamoやUQモバイル、データ容量を気にしたくないなら楽天モバイル というように、目的によって選ぶべき会社が変わります。まずは自分が月に どれくらいデータを使い、電話をどれくらいかけるかを整理したうえで、比較 検討してみてください。
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